レボ工法

従来の作業環境を一新した画期的な「レボ工法」。
長年に渡って蓄積してきた蓬萊組の技術を結集しました。


レボ工法のメリット

たとえば狭い交差点や軟弱地盤地帯といった不利な作業環境にこそ効果を発揮。
その上、工期短縮、コスト節減を実現します。


今まで、作業が不可能といわれた軟弱地盤や小スペースで効果を発揮。工期も大幅に短縮できるため、交通量の多い現場でも速やかな撤収が可能です。もちろんその分、無駄なコストも削減、まさに理想的な工法、それが「 REVO(レボ)」です。
従来工法との比較
◎ 最適 ○ 良好 △ やや不向き × 不向き、コスト高

比較する項目 鋼矢板 ライナープレート レボ工法
(レボⅡ工法)
レボHGT工法
架空線のある現場への対応
ケーブル等の移設が必要

架空線があっても施工可能

架空線が5.5m以上なら作業可能

架空線があっても施工可能
立坑サイズ
自由度

立坑のサイズが自由

立坑のサイズが自由

最大口径φ2032(φ1524)

最大口径φ2590
立坑深さ自由度
立坑の深さは自由

立坑の深さは自由

立坑の深さは自由

立坑の深さは自由
地盤の支持力
軟弱地盤では自沈または根入が長大

軟弱地盤でも施工可能

軟弱地盤でも施工可能

軟弱地盤でも施工可能
作業ヤードの大きさ
作業ヤードが大きい

作業ヤードが小さい

作業ヤードが小さい

作業ヤードが小さい
地下水への対応
薬液注入等での底盤改良

地下水位が高いと補助工法が必要

水中掘削が可能

水中掘削が可能
工期
比較的長期間にわたって存置される

地盤が悪い場合工期が長い
[地下水がない場合○]

工期が短い

工期が短い
コスト
比較的高い

補助工法を必要とし、コストが高い
[地下水がない場合○]

コストが低い

コストが低い
施工後の人孔沈下
矢板引き抜き時に沈下の問題
[H鋼受桁の場合○]

問題なし

問題なし

問題なし
運搬
機材重量が大きい

4t車で可能

4t車で可能(2t車で可能)

20tトレーラー
円形簡易覆工板について
レボ工法用円形簡易覆工板
レボ工法用円形簡易覆工板は、意匠第1019820号をもって意匠登録が認められました。

1)荷重T-25に対応しています。
2)覆工板裏側のリブ構造を井桁にすることにより、従来の円形覆工板と比較して、覆工板の自重を軽減することができました。
3)覆工板の表面を黄色と白色のストライプとすることにより、覆工板の存在を強調できるようにしたため、車などが走行する際に注意を促すようになっています。
4)覆工板の上面に500角の専用マンホールを設置している構造のため、クレーンを持ち込まなくても立坑内に作業員が入ることができ、水替え作業や推進工の到達作業が容易に行えられるようになっています。
5)φ2000用・φ2500用覆工板は、4t車にて分割搬入できるようになっています。

レボ工法施工フロー

まったく新しい発想から誕生した「REVO工法」。
無振動・低騒音、環境にやさしい先進工法です。


蓬萊組が独自に開発したレボ立坑機により、矢板支保工、ライナープレート等を使用することなく、鋼製ケーシングを使い立坑を構築する画期的な方法です。
立坑構築後は各種推進機により、小口径管推進を行なうことが可能です。
レボ工法 施工フロー

レボHGT

特徴
1.
鋼製ケーシングを回転圧入することにより、軟弱土から岩盤まであらゆる土質において力を発揮します。
2.
呼び径φ1500、φ1800、φ2000、φ2500の立坑築造が可能です。
3.
市街地での工事でも従来の工法と比べて近接構造物や障害物等の影響を受けにくく、覆工板等の使用により効率的に作業がすすめられます。
4.
圧入を先行させるため、先堀りにならず、ボイリング等の発生が少なくてすみます。ケーシングの圧入・引抜は油圧駆動のジャッキで行いますので、無振動、低騒音で作業が進められます。
仕様
レボHGT
立坑機機種 レボHGT
主要諸元 最大圧入力 28ton
最大引抜力 65ton
回転トルク 50ton-m
本体重量 12.5ton
主要寸法 3000(幅)× 4590(長さ)×2308(高さ)mm
ケーシング呼び径 φ1500、φ1800、φ2000、φ2500
カウンタウエイト 10.6ton(1.7ton×4、1.9ton×2)
油圧ユニット ユニットエンジン出力 37.5kW/2000min-1 2.4ton
掘削機 油圧クラムシェル(テレスコピック型)0.2 ㎥、0.3 ㎥、0.4 ㎥、0.6 ㎥
電機溶接機 交流アーク溶接機(手動)ディーゼルエンジン付 250A
トラッククレーン トラッククレーン(25t吊)
ダンプトラック 2t、4t
仮設ケーシング φ1500×1.5m×1本、φ1500×1.0m×1本
φ1800×1.5m×1本、φ1800×1.0m×1本
φ2000×1.5m×1本、φ2000×1.0m×1本
φ2500×1.5m×2本(または1.0m×3本)

レボ

特徴
1.
装置がコンパクトで、占有面積が小さくてすみます。また、本体重量が3.4tと軽量なため、4t車にて運搬可能です。
2.
市街地での工事でも従来の工法と比べて近接構造物や障害物等の影響を受けにくく、覆工板等の使用により効率的に作業がすすめられます。
3.
圧入を先行させるため、先堀りにならず、ボイリング等の発生が少なくてすみます。ケーシングの圧入・引抜は油圧駆動のジャッキで行いますので、無振動、低騒音で作業が進められます。
4.
立坑が小さいので、工事がスピーディにでき、低コストで仕上がります。
仕様
レボ
立坑機機種 レボ
主要諸元 最大圧入力 10ton
最大引抜力 64ton
揺動力 48ton-m
本体重量 3.4ton
主要寸法 2300(幅)×3300(長さ)×1054(高さ)mm
ケーシング呼び径 φ1500、φ1800、φ2000
カウンタウエイト 10.6ton(1.7ton×4、1.9ton×2)
油圧ユニット 13.8Mpa(140/㎠)、15kw×2(40Ps)
発動発電機 ディーゼルエンジン駆動 60KVA
掘削機 油圧クラムシェル(テレスコピック型)0.2㎥、 0.3㎥、 0.4㎥
電機溶接機 交流アーク溶接機(手動)ディーゼルエンジン付 250A
トラッククレーン トラッククレーン(4.8t〜4.9t吊)
ダンプトラック 2t、4t
仮設ケーシング φ1500×2.0m×1本(または1.0m×2本)
φ1800×2.0m×1本(または1.0m×2本)
φ2000×2.0m×1本(または1.0m×2本)

レボⅡ

特徴
1.
レボ立坑機をさらに小型化し、幅を1.7mに、重量を1.46tにした上、上下分離型(上部:0.74t、下部:0.72t)を実現したため、2tユニック車(吊り上げ荷重2tのクレーン)にて機械の搬入搬出、さらに設置撤去を可能にしました。そのため道路幅員が2mあれば立坑を築造できます。これにより、道路占有面積をより小さくでき、かつレッカー車及び大型回送車が不要となったため、より低コストで施工する事が可能になりました。
2.
市街地での工事でも従来の工法と比べて近接構造物や障害物等の影響を受けにくく、覆工板等の使用により効率的に作業がすすめられます。
3.
圧入を先行させるため、先堀りにならず、ボイリング等の発生が少なくてすみます。ケーシングの圧入・引抜は油圧駆動のジャッキで行いますので、無振動、低騒音で作業が進められます。
4.
立坑が小さいので、工事がスピーディにでき、低コストで仕上がります。
仕様
レボⅡ
立坑機機種 レボⅡ
主要諸元 最大圧入力 8ton
最大引抜力 56ton
本体重量 1.46ton(上部:0.74ton 下部:0.72ton)
主要寸法 1700(幅)×2300(長さ)×822(高さ)mm
ケーシング呼び径 φ1500
カウンタウエイト 6ton(0.5ton×12)
油圧ユニット 17.7Mpa(180/㎠)、5.5kw×1(7Ps)
発動発電機 ディーゼルエンジン駆動 10KVA
掘削機 油圧クラムシェル 0.20㎥(テレスコピック型)
油圧バックホウ 0.20㎥
電機溶接機 交流アーク溶接機(手動)ディーゼルエンジン付 250A
トラッククレーン 4t積・2.9t吊り、2t積・2t吊り
ダンプトラック 2t、4t
仮設ケーシング φ1500×2.0m×1本(または1.0m×2本)

レボミニ

特徴
1.
塩ビ管と鋼管による2種類の管種の立坑築造が可能です。
2.
呼び径φ500〜φ1000まで100ピッチで立坑築造が可能です。
3.
立坑機が組立式であるため、狭い場所でも人力による搬入が可能です。
4.
省スペースでの施工が可能です。
仕様
レボミニ
立坑機機種 レボミニ
主要諸元 最大圧入力 21ton
最大引抜力 30ton
本体重量 260kg
主要寸法 外径φ980mm(呼び径φ500施工時)
高さH=1224mm
ケーシング呼び径 φ500〜φ1000(100mmピッチ)
カウンタウエイト 750kg(25kg×30)
油圧ユニット 20.1MPa(210kg/c㎥) 15kw×1(11Ps)
発動発電機 ディーゼルエンジン駆動 25KVA
掘削機 バキューム車 3.1t〜3.5t
トラック式アースオーガ(建柱車)2.9t吊り
電機溶接機 交流アーク溶接機(手動)ディーゼルエンジン付 250A
トラッククレーン 4t積・2.9t吊り、2t積・2t吊り
ダンプトラック 2t(必要に応じて)
仮設ケーシング 呼び径φ500〜φ1000(100mmピッチ)L=0.5m×1本